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沖縄の神話|パラセーリング【MarinChu】

2015年11月16日

はいさーい!めんそーれ沖縄♪♪
南国沖縄から贈るMarinChuブログ☆☆
沖縄観光に役立つ豆知識やマリンレジャーなど海に関する情報!お客様のパラセーリング写真などなど様々な事を記事にしてアップしていきたいと思います!

 

沖縄独特の歴史や文化がある。

これはみなさんもなんとなくお分かりかと思いますが、沖縄には神話や言い伝えなども多くありますので、気になる神話・昔話についてご紹介したいと思います。


 

■ニライカナイ

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沖縄県は海から様々な恩恵を授かってきた地で数々の美しい貝や魚たち、時には木の実、異国の生活道具なども打ち寄せられる。それら海からの授かりものは異郷からくる「寄りもの」と考え、沖縄の人々は海のかなたに神々の住む島があると考えられていた。その楽土を「ニライカナイ」と呼び現在でも夏、旧暦六月に入ると沖縄の村々では、ニライカナイより神を招き寄せる祭りが数多く行われている。しかし、ニライカナイからは穀物を襲う虫など疫虫もやってくることから、必ずしも楽土ではないという説もある。また、島によっては二ーラ、二ッジャと呼び海の底深くにある異郷だと考える島民もいるそうです。

 

■ガジュマルの木と妖精キジムナー

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クワ科の常緑高木。原産分布は屋久島以南、他。方言名:ガジマル、ガジマギー。高さ20mに達する。枝を多く発生し、横に張り広げ、傘状の樹形となるため緑陰樹に向く。枝だけでなく気根(幹枝から発生する根)も多く出し、それが幹の一部になったりするので幹はどんどん太る。大きなガジュマルもその幹はたくさんの幹の集まりだったりすることが多い。横に張った枝の途中から気根が伸び、それが幹になることもある。どちらの場合も他の樹木には見られない幹の形状で、美しくもあり、神秘的でもある。そんな姿の老大木は神木霊木として扱われる。キジムナー伝説というのもある。このキジムナーとはこのガジュマルの木に住む妖精である。(もちろん見た!という人は聞いたことが無い。)

 

■沖縄の信仰ユタ
沖縄には「ユタ」と言われる拝み師が存在する。このユタの口から出される言葉の全てが死者からの”お告げ”だという。このユタが霊と交信している時はユタは会話中に突然気分が悪くなったり時として失神してしまう事があるそうです。また、解読不能な歌を歌いだしたり予想しない行動を起こすこともあるそうです。霊との交信を行い霊に変わって言葉に表すのは本土でいう「イタコ」と同じ様な存在かもしれません。
ユタの利用者は非常に多く中でも主婦の利用者が圧倒的に多いそうです。

しかしユタは、自分がユタであることを親しい間柄の人以外に公にすることはあまりありません。

沖縄の人々に静かに、密にかかわってきたユタ。
旅行に行っただけでは、あまり触れ合うことはありません。
沖縄に知り合いができれば、あるいはユタと出会える機会もあるかもしれません。

 

女性が主権・男子禁制
沖縄では、神に近づき、神と接触し、神の力を引き出す能力、いわゆるセヂ(シジ=霊力)は女性の方が男性より優れていると考えられていた。セヂによって女性が男性より優位に立つとする関係は、兄弟と姉妹の間でも顕著にあらわれるとする。これが「オナリ神」信仰である。
オナリ神信仰では、兄弟である「エケリ」に対して姉妹である「オナリ」が霊的に優位に立ち、兄弟を護り祝福する霊力を持つと信じられてきた。もちろんこの様な聖域は男子禁制とのことである。

 

神話や言い伝えなどが多く残されている沖縄ですが、何が真実で何が真実ではないのかは、ご自身で確認してみてください。