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10月といえば那覇大綱挽き!|沖縄パラセーリング【MarinChu】

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さてさて、10月に入り少し落ち着いたと思われる沖縄ですが、まだまだ暑いです!気温は未だ30℃を超え半袖で過ごす日々が続くとともに、暑いのは気温だけではありません!うちな~んちゅ(沖縄県民)の熱も上がる熱いお祭り、那覇大綱挽の季節になりました~~\(^o^)/

那覇大綱挽とは、市内中心部の久茂地交差点を通る国道58号線を封鎖して行うお祭りで、毎年10月、体育の日の3連休の中日(日)に行われる、どなたでも参加できる伝統行事です。

上空から眺める那覇大綱挽

 沖縄の三大綱引きは、那覇大綱挽以外に三つあり、つなひきの「ひき」の漢字はそれぞれ違うそうで、異なった漢字が使われている理由は分かっていないのですが、綱の伝統や、綱引きの前に行われる儀式は地域独自の文化があるそうです。

那覇大綱挽では、古文書に「綱挽の儀は、国家平穏、海上安全の祈祷として挽き来たれ」とあるように、琉球王国が記述していた「挽」の字を今も変わらず使い、たった漢字一文字ですが、長い伝統と誇りを秘めた表記になっているようです。

 琉球王朝時代から続く伝統行事でしたが、戦前に途絶えてしまい、市制50周年記念事業として1971年に復活!

その際、例年6月に行われていた開催日を10月10日に移すことになりました。10月10日は、那覇大空襲のあった日。那覇大綱挽は、平和都市・那覇のシンボル行事として生まれ変わり、今に至っています。

大綱挽きは今も昔も那覇の「ハレ(日常とは一線を画す、折り目・節目)」の行事なのです。

以来年々盛況となって、1995年ギネスブックによって「世界一のわら綱」と認定されるに至って、那覇大綱挽は、いまや世界一の綱挽として、那覇市民・県民の誇りとなり、沖縄の観光振興に大きく貢献する沖縄最大の伝統行事として定着しています。

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現在では、綱挽参加者は、平和安寧・市民繁栄・商売繁盛・家庭円満・子宝などの幸福を願って挽き、市民にとっては綱を挽くことが「繁栄・幸福・団結」をはかるための欠かせないコミュニケーションのひとつとなっています。

みなさんも是非参加して幸福を引き寄せて来て下さい(^O^)/