はいたい!めんそーれ沖縄♪♪
南国沖縄から贈るMarinChuブログ☆☆
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沖縄では旧暦の12月8日に、ムーチーを食べて健康祈願・厄払いをする風習があります。
それが沖縄伝統のムーチーの日。
新暦では2017年1月5日になります。
もう過ぎてしまったんですけどね…笑
このムーチーの日、今年1年の健康祈願ということで、私も友達からムーチーもらいましたよ(^^♪
◆ムーチーとは何ぞや?
ムーチーとは、沖縄の方言で『餅』のことなんです(^.^)
漢字では『鬼餅』と書きます。
月桃の葉で巻くことから「カーサムーチー」とも呼ばれます!
毎年旧暦の12月8日がムーチーの日!!旧暦なので毎年異なってきます。
沖縄のカレンダーにはムーチーの日が記載されていますよ!
この日はムーチーを仏壇やかまどにお供えし、家族で食べて健康を祈願したり、厄払いをしたりします。
子供の歳の数だけ天井から吊るしたり、赤ちゃんと初めてムーチーの日を迎える家は「初ムーチー」と言って、親戚や近所にムーチーを配ったりもするそうです。
そんなムーチーですが。。。
こんな感じで葉っぱに包まれています!
まずは手にした瞬間、月桃の葉の匂いが凄いです(笑)
私の一発目に出た言葉が『薬みたいな匂いがするー!』でした(^_^;)
沖縄では古くから、邪気を払う薬草とされてきました。沖縄は島野菜や薬草系が多いイメージがありますね!
月桃の葉には防菌作用があるので、食べ物を包むのにも使われてきました。
最近ではシャンプーや芳香剤に使われたり、お茶にして飲んだりもするそうです。
月桃の葉はショウガ科ハナミョウガ属の植物で、生姜と同じように抗菌・殺菌作用が期待されます。
私は黒糖のムーチーをもらいましたが、気になるお味はと言うと。。。
ん~甘すぎるわけでもなく、ほんのり甘みがあるお餅です(笑)
餅の味の後に、月桃の葉の香りが鼻から抜けます。
素朴でどこか懐かしい味といった感じでしょうか?
ばあちゃんの味みたいな?(^.^)
食感は、お餅を柔らかくした感じで、ういろうのような感じ?でした。
ただ食べる際に、気を付けて食べないと唇に餅がひっつく(笑)
白糖味の白餅、黒糖味の黒糖餅、紅芋味の紅芋餅が主なムーチーです。
ヨモギのムーチーもあり、ひとかじりしましたが、意外とイケる!(^^)!
そしてムーチーの日を過ぎると。。。
◆ムーチービーサー
ムーチービーサーは漢字で鬼餅寒と書きます。
沖縄ではムーチーの日を過ぎた頃から寒さが厳しくなり、新暦でいうところの1月〜2月上旬ぐらいが最も寒く、年間最低気温となる日もあります。
この時期をムーチービーサーと呼び、北風が吹き込み普段より寒く感じます。
沖縄は気温はそんなに低くなくても、風があると寒く感じますよ!
沖縄は、あったかいというイメージですが、やはり寒い日は寒いです(゜-゜)
人によって体感温度が違うので、脱ぎ着できるものを持って来ておきましょう!