はいさーい!めんそーれ沖縄♪♪
南国沖縄から贈るMarinChuブログ☆☆
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もう既に年末休みに入っている人もいるでしょうが、仕事納めなどに追われて忙しくしている人もいるでしょう。
そういえば先日、人気番組の「やりすぎ都市伝説」という番組で芸人のあばれる君が『神に愛された琉球伝説』というテーマで沖縄の神にまつわる都市伝説をロケで調査したのが放送されていました。
寿命が延びるとされる神の草『長命草(ちょうめいそう)』や、幸せをもたらす子供の妖精『キジムナー』、迷えし者を導く神に仕える聖女『ユタ』。
どれも沖縄に長く伝わるものですが、今回はこの『キジムナー』について触れていきたいと思います。
キジムナーとは
沖縄県では誰もが知る存在であり、沖縄県で一番有名な妖怪「キジムナー」ですが、今ではそのキャラクターがお土産品のパッケージや、観光施設のオブジェなど県内ではいろいろなところでキャラとして使われています。
キジムナーはガジュマルの木の妖精で魚介類が大好物。
特に魚の目玉(左目)やグルクンの頭が好物だそうです。
人間らしい生活スタイルを持ち、人間と共存するタイプの妖怪として伝えられ、「体中が真っ赤な子ども」あるいは「赤髪の子ども」「赤い顔の子ども」の姿で現れることで有名です。
人間の船に同乗して共同で漁を行うと伝えられ、ほかにも作業の手伝いをして褒美にご馳走をいただく、夕食時にはかまどの火を借りに来る、年の瀬は一緒に過ごすなど、人間とは「ご近所」的な存在であるといった伝承が多いと言われています。
しかし人間と敵対することはほとんどありませんが、住みかの古木を切ったり虐げたりすると、家畜を全滅させたり海で船を沈めて溺死させるなど、報復は徹底しているといったちょっと怖い説もあります。
東北地方の座敷わらしに近い伝承もあり、キジムナーに気に入られた家は栄え、反対に嫌われた家は滅びるとも伝えられています。
沖縄県国頭郡大宜味村の喜如嘉(きじむか)が伝承の発祥の地と言われ、その地名を取って「きじむなー」の名で呼ばれることが多いと言われています。
ちなみに、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんが書いたキジムナーはこちらです。
よく見かけるキャラクターのキジムナーとは全然違いますね!
こちらは妖怪らしく水木しげるさんらしく書かれています。
沖縄に来られた際は、キジムナーのキャラクターを見てみてくださいね♪