はいたい!めんそーれ沖縄♪♪
南国沖縄から贈るMarinChuブログ☆☆
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前回の記事でクジラは哺乳類だと書きましたが、魚と違ってエラ呼吸ではなく、海面に浮上してきて肺呼吸をしています。
クジラは、泳ぎながら水面で呼吸をするために、鼻が頭の上にあります。
これは、長い歴史の中でしだいに鼻先から頭の上へと移動したもので、テレスコーピングといいます。
その鼻で息をする呼吸が『ブロウ(潮吹き)』と言われていますが、実は海水を吹きだしているのではないんです!
人間の1.5倍ほどある肺の中の空気80~90%を一気に交換しています。
海水を噴水のようにふきあげていると思っている人が多いのですが、それは間違い(>_<)
ただ海面に出てすぐに空気をはきだすために、まだ体についている海水や、鼻のあなのくぼみにたまっている海水が、霧のようにふき飛ばされて、白く見えるのです。
そしてクジラは哺乳類ですから、冷たい海でも暖かい海でも体温は一定(恒温動物)です。
寒いときは、まわりの気温より息があたたかいので、よけいに白く見えます!
潮吹きは、海水を吐き出しているのではなく、吐いた空気が冷えて海水を吹いているように見えると言うことです。
浮上時にブロウを1~7回ほど繰り返してから潜水していきます。
次の浮上までは10~20分位の間隔ですが、早いと2~3分、体が大きくなれば長い時には30分以上も息を止めて泳ぐ事ができるんですよ!!
潜水によって血液中の酸素が低下すると、血液を重要な器官にだけ送るようにして、体内の酸素の消費量を節約します。
しかも肺から取り込んだ酸素を大量に血液中と筋肉中に蓄えておくことができるんです!
こうしてクジラたちは、酸素の貯蔵と節約をすることによって長時間潜水することができるんですよ(^-^)
水の中は、深く潜れば潜るほど体には大きな水圧がかかり、人間ならば肺がつぶれたり、肋骨が骨折したりしてしまいます。
ですが、クジラやイルカは肺が非常に強く、水圧でつぶれても破裂することはありません。
さらに、肋骨の間接が胸骨と離れていることや、軟骨があるおかげで柔軟さがあり、折れる心配がないんです。
いろいろ調べているとあれはどうなってるんだ?と自分の中でも疑問がどんどん湧き出てきますね(笑)
学生に戻って勉強している気分です(^◇^)
今回は、ここで終わりにするとします☺