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三重城

2019年2月15日

はいたい!めんそーれ沖縄♪♪
南国沖縄から贈るMarinChuブログ☆☆
沖縄観光に役立つ豆知識やマリンレジャーなど海に関する情報!
お客様のパラセーリング写真などなど様々な事を記事にしてアップしていきたいと思います!

 

おはようございます(^^)

2月15日本日の天気は曇り時々雨、

普段は三重城港からの出航なのですが本日は

宜野湾市の宜野湾港マリーナからの出航で開催しています。

当日予約も可能なので、ご予約お待ちしています☆

 

※宜野湾市は那覇市から車で15分ほどの場所になります。

 

今日は私達Marinchuのパラセーリング待合場所付近の建物や歴史のお話を少ししてみましょう。

まずは、三重城港の名前についている三重城について!

今から遡ること460年以上前の事、琉球王朝時代の那覇港は、異国貿易の中心地だったのです。その那覇港から沖合へ500メートルほど離れた場所に築城されたのが、三重城(みーぐすく)なのです。

三重城は16世紀ごろ倭冦などから那覇港を守るために築城されたお城であって、 防衛拠点の砲台としての長堤のこと、那覇港から龍のしっぽのように長く伸びた堤防で、防御の要塞でした。

みーぐすく

そして現在では、「ニライカナイ(沖縄で信仰される東の海の彼方にある異界であり神界)」に向けて建てられた三重城には、旅立って行く人の無事や、琉球に帰国した人の無事を神に感謝する遥拝の地として、今なお、沖縄の人たちに親しまれています。

この「二ライカナイ」という言葉一度は聞いた事がある方もいらっしゃるかもなんですが、「ニライ」「カナイ」の2文節にわけられ、「ニライ」は「根の方」という意味と考える説が有力で、「カナイ」の解釈には、琉球語に多い韻をとるための無意味な言葉とする説、だったり「彼方」を意味するとする説など諸説色々あり、どの説が正しいのかは未だにわかっていなかったりするのだそうだ。

また、世界的にも著名な画家の葛飾北斎がこの三重城を「琉球八景」として浮世絵として描いていることも有名な話なのです。。
ただおもしろい話が、葛飾北斎は実際に琉球を訪れて描いた訳ではなくて、1756年に来琉した冊封使・周煌が書いた琉球の見聞録『琉球国志略』に収録された絵図(「中山八景」)を元に描いているそうで、想像だけで着色したものとされているそうなんです。見た事もない景色、風景を想像だけで着色しちゃうなんてすごいですねー!

琉球八景

 

さらに三重城港にはかわった建物もあるんです!
それが、こちら!なにこれ!?と、思いますよね。

三重城タワー

ちょっとかわったデザインをした建物なだけあって、遠くからでもかなり目立っちゃっています!

ちなみにこの建物は何かというと、「うみそらトンネル」の換気塔です。

那覇市にある「うみそらトンネル」の換気塔は空港側にある「鏡水タワー」と対になっていて、トンネルを通る自動車の排気ガスを浄化する役割を果たしているのです!
外観では何のために作られたものなのか全く想像出来ませんよねー!!こちらは単なる換気塔ではなく,那覇市のシンボルとなるようにと,デザイン性にもこだわって建てられたそうです。。
「波の上うみそら公園」の隣にあって、外観の見学は自由なので三重城港待合所に来られた際には是非ご覧になってみて下さい。