はいたい!めんそーれ沖縄♪♪
南国沖縄から贈るMarinChuブログ☆☆
沖縄観光に役立つ豆知識やマリンレジャーなど海に関する情報!
様々な事を記事にしてアップしていきたいと思います!
クジラの皮膚はイルカと違って岩のようにゴツゴツしていて白くなっている部分がありますよね!
これが一体何かわかりますか?
沖縄近海でもみられるザトウクジラですが、体表にあるあの白いゴツゴツの正体はクジラの皮膚に寄生している生き物なんです。
あれ実は。。。フジツボやシラミ。。。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
アップされている写真はさすがに載せれませんが。。。(笑)
結構あいやー(*O*)となるような画像ですからww
見てみたい方はグーグル先生で写真を探してみて下さいね(~_~;)
シラミといっても陸の動物につくシラミは昆虫類なんですがそれとは違って、クジラにしがみつくシラミはクジラジラミといってエビやカニなどと同じ「甲殻類」に属する生き物なんですよ。
体長は1cmほどだそうです!
もう1つ寄生している生き物がいます。
クジラの皮膚にはゴツゴツとしたフジツボが寄生しています。
クジラに付いているフジツボは防波堤や岩場にくっついているフジツボとはまた違う種類なんですよ!
しかもクジラごとに付着するフジツボの種類は違うのです\(◎o◎)/!
沖縄でも見られるザトウクジラには「オニフジツボ」というフジツボしか生息しないんです。
ちなみにコククジラというクジラには、ハイザラフジツボという種類のフジツボが付着するんです。
どうやってフジツボは自分が付着するクジラの種類を捜し当てるのかは、実際のところまだよく分かっていないそう。
大人1頭のクジラにはおよそ450キロ以上のフジツボが付着しているともいわれています(゜-゜)
450キロ!?と思う方もいるかもしれませんが、クジラの体重は大体30~40トン程ですから、それを考えたら人間が服を着ているぐらいの重さにしかならないぐらいなのでしょうかね?
それにしても重そうです((+_+))
ちょっと難しい話をすると、クジラとフジツボの関係は「義務的な片利共生」の関係といわれます。
片利共生とは、一方は利益を受け、他方はなんの影響も受けない関係です。
しかしあまりフジツボの数が多すぎると邪魔になったり、時には肉に深く入り込み過ぎて感染症を引き起こす可能性もあります。
一方ではオスの場合メスをめぐる戦いで鋭いフジツボの存在が武器になる可能性があるともいわれているんです!!
それにしても痒くないのかな?とかむずむずしないのかな?とか思ってしまいますね(笑)
人間みたいに手が使えるわけでもないので、クジラは「ブリーチ」という行動をします。
クジラが海面上に跳び出してきて海面に体を打ち付ける迫力ある行動ですが、これは体についた寄生生物や体表の古い皮膚を落とすことも目的の一つと考えられています。
やっぱり何かしら感じるんでしょうね~(~_~;)